2015年12月1日に正式に開業した台湾高速鉄道の苗栗駅は、シンプルなフォルムで客家の素朴な精神を象徴しています。幾何学的な簡素な金属フレームで軽やかさとシンプルさを表現した建物の立面は、苗栗県後龍地区の日差しの角度に合わせて設計されており、屋外の緑あふれる生態環境を引き立てることができると同時に、天候に合わせて窓の開閉を調整することもできます。
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高鉄苗栗駅-内部
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高鉄苗栗駅-外観
駅本体の水平で横に長い設計は、高速鉄道のスピード感を表現しています。また、モジュール工法、プレキャスト建材、軽量化などの工法と地元産建材を使用し、金属製遮光板とソーラーパネルなどの省エネ設備を取り入れることにより、エコロジーなグリーン建築になっているだけでなく、台湾のグリーン建築評価指標(EEWH)で最高の「ダイヤモンド級」にも認定されています。
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高鉄苗栗駅-驚くほど美しい夜の光景
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高鉄苗栗駅-驚くほど美しい夜の光景