百年以上の歴史を誇る苗栗県苑裡圳旧水門。ここは地元の人たちの報告を受け、最近、苗栗県の有形文化資産審議を通過し、県指定の古跡に指定されました。このほか、台鉄苗栗駅の5号倉庫、出磺坑3号の宿舍も歴史建築に登録されています。これにより県内の「文化資産保存メンテナンス」の項目に新たな特色が加わりました。
新しく指定された県指定の古跡「苑裡圳旧水門」は、日本統治時代の大正年間に建造されたものと推測されています。石を積み重ねてできたもので、大安渓の堤防とともに強固で優美な造りとなっています。現在も完璧な保存状態を有し、苑裡地区の水田の文化的発展と日本統治時代の水利工程の工法を証明しています。台湾において保存状態が良好な日本統治時代の水門であり、かつ文化資産として高い保存価値を誇ります。
(取材-編集:聯合ニュースサイト)