苗栗県政府(県庁)は9月26日から9月30日までイタリアのトリノへ趣き、「国際スローフード協会」が主催するイベント「2024年国際スローフード年会」に出席しました。
代表団は特に国際スローフード基金会の地域ディレクター、アンドレア・アマート氏を訪問し、将来的なスローフードにおける協力の機会について意見を交わしました。また、県政府は国際スローフード基金会のスローフィッシュネットワークの責任者、キアラ・パランドリ氏と意見交換ワークショップを開催し、スローフィッシュ政策の方向性について見解を述べ、苗栗沿岸の特色や地域振興の成果を共有しました。
最後に県政府が提案した「苗栗スローフィッシュの五大綱領」には青い海、伝統的漁法、企業組織連盟、ブルーツーリズム、ブルー教育が含まれ、これが来年のスローフィッシュ年会における苗栗のテーマとなります。
会場では県政府が「苗栗スローフィッシュ石滬ボードゲームボックス」を共有し、ボードゲームの形式で苗栗の無形文化遺産である「石滬(魚を取るために積み上げた半円形や馬蹄形の石垣)」を推進します。同時に、国際スローフード組織の持続可能な漁業の取り組みにも呼応し、多くの国際的なスローフードやスローフィッシュの推進パートナーを惹きつけ、より多くの方々に苗栗の独自の魅力を広めています。