- 起点:泰安郷龍山集落~横龍山北峰三角点
- 歩道の長さ:約2キロ、歩行時間:片道約90分
- 歩道のルート:登山口→隘勇監督分遣鎖→隘寮→瞭望台→山字三角点
横龍古道はかつて「龍山集落(Siwasik)」のタイヤル族が狩猟の際に歩いていた山道です。またの名を「瓦細格古道」と言います。龍山集落と南庄鹿場集落を往復する際もここを経由します。
県郷道苗62号線から龍山集落、横龍山産業道路を経て、產業道路の突き当りまで進みます。ここは横龍古道の登山口であり、巨大な石柱に「横龍古道」という四文字が刻まれています。石階段を進むと、之の字型に山を登っていくことになります。
古道沿線には籐や蔓でできたトンネルや、竹林に囲まれた狭い道のほか、竹垣もあり、キジが藪の中から躍り出てくる様子も見られます。途中には、日本人がタイヤル族を鎮圧した際に設けた「隘勇監督所」や数多くの「隘寮遺跡」が見られます。瞭望台の西側からは大湖、卓蘭、銅鑼一帯を遠望できます。終点は横龍山北峰であり、山頂からの眺めも素晴らしく、遠くには虎山や雪霸公園が眺められます。
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