苗栗は「国際雙慢城(二つのスローシティ)」を有し、昔ながらの小さな集落や客家集落が台湾全土で最も多くあります。また、「台湾の県・市の歩道コンテスト」で上位五位に選ばれた歩道および「台湾で最も美しい十大景観道路コンテスト」で一位に選ばれた道路があります。
毎年4月から5月にかけては、日中は18郷・鎮で満開のアブラギリを観賞できます。夜は三義の雙潭や西湖渡假村、卓蘭壢西坪、岩川民宿、大湖薑麻園、馬那邦、大窩、南庄南江、通霄福興南和、飛蛍農荘、三湾梨郷休閒農業区、造橋香格里拉勤美学などにある蛍復育エリアでホタル観賞をしながらハイキングを楽しめます。
三義旧山線沿いでは美しい山林風景が眺められ、最高海抜の駅や迫力満点の「断橋」もあります。行楽客の方がゆっくりと散策するのに適しています。さらに5月1日からは「星光班」が実施され、行楽客の方は「星の光が彩る幻想的な旅」を体験できます。
苗栗は交通至便であるため、大自然の行楽スポットに近づくことができます。徐耀昌県知事によれば、苗栗の人気観光スポットや国家公園、観光遊楽区などの人が密集しやすい公共空間では、人の流れをコントロールする対策が実施されています。雪霸国家公園汶水ビジターセンターや雪見レジャーエリアの駐車場では5割に達した場合、車両進入が禁止されています。獅頭山風景区、南庄ビジターセンターでも駐車場や屋外、屋内の行楽客数をコントロールし、人の流れが分散するようにしています。また、防疫アピールの標語も貼り、防疫期間は管制措置に協力するように呼びかけています。室内に入る際には、マスクを着用し、体温を測定し、普段から手を洗うようにしましょう。個人で防疫対策をしっかり行なうように努めてください。また、社会的距離は室外では1メートル、室内では1.5メートルとなっています。景観スポットや商店の入館、入園、入場の人数制限に遭遇した場合、現場スタッフの案内に従い、防疫対策に協力しましょう。