台湾の人たちに愛されている苗栗県大湖のイチゴ。現在、収獲の時期に入りました。大湖区農会(農協に相当)では12月9日午前に大湖の観光イチゴ農園でプロモーションセールの記者会見を行ないました。会場では貴賓の方に新しいイチゴを試食してもらい、「酸味と甘味がほどよく美味しい」との褒め言葉をいただきました。県知事である徐耀昌氏は、「苗栗県へイチゴ採取や温泉浴、絶景、美食を楽しみにお越しください」と述べました。さらに苗栗の旅行フェスティバルに訪れた方は、百万元相当の車が当たる抽選会に参加できます。
大湖のイチゴ栽培面積は約450ヘクタールで、生産量は台湾全土の8割を占め、イチゴの最大産地です。農業改良場の協力の下、イチゴ農家は品種改良と栽培技術の改善に不断の努力を続け、その結果、イチゴの美味しさのレベルがどんどん上がっています。台湾の方はイチゴと言えば、大湖を思い浮かべます。さらに今年は温暖な気候なので、品質もさらに向上しています。皆様がたくさん予約購入してくださることを願っています。苗栗へ旅行に訪れ、ぜひイチゴ採取をお楽しみください。
今年の大湖区農会(農協)では初めて嘉義の名産である「老楊方塊酥(正方形のクッキー)」とコラボし、大湖のイチゴを用いた「方塊酥」を販売します。塩気と甘味がほどよい上にイチゴの香りも加わり、さらにピンク色の見た目も可愛らしいものとなっています。そのほか、地元レストランでは各種イチゴの食べ物を販売しています。ドリンクやかき氷、洋菓子、イチゴ酒を用いたパスタ、イチゴ味のリゾットなど、非常に個性あるものとなっています。機会がございましたら、大湖まで味わいに訪れてください。
(取材-編集:観光農業苗栗旅行サイト)