苗栗県が推進するスローフィッシュ運動はすでに4年目に突入しました。過去には南庄、三義を「国際ダブルスローシティ」に昇格させ、スローフードとスロートラベルのブームを創り出しました。近年は海岸線の観光に力を入れており、沿海の集落ではスローフィッシュを推進しています。スローフードやロハスの理念が二つのスローシティから苗栗海岸線へと広がっています。
文観局によれば、県政府(県庁)は8月初めに「国際スローフード機構」の台湾事務所の所長である許宮璉氏を招き、統合会議に出席してもらい、アフターコロナ時代の思考パターンを討論しました。「再生」、「食」をテーマとし、各地の農法、運輸システムの変化、および飲食の消費の思考に関してシェアしました。スローフィッシュのプロモーションサイトも「二言語対応」にし、国際化に向けて徐々に歩みを進めています。2023年にはイタリアのジェノヴァで開催される「国際スローフード年次大会」へ赴き、交流することを発表しました。国際的なイベントにおいて苗栗スローフィッシュ運動の特色ある文化と成果が発表されることを期待されています。
(取材-編集:聯合ニュースサイト)