苑裡鎮の稲作面積は苗栗県最大で、「苗栗の穀倉」と称せられています。伝統的な「い草の織物工芸」は数百年にわたって伝承されており、苑裡鎮の農会(農協に相当)や水保局の台中分局、苑裡鎮の新復社区発展協会とコラボし、「農会愛情果園」や「藺草文化館」の周辺で「苑裡い草生活フェスティバル」を開催しています。農芸、工芸、食芸の3つを主軸とし、苑裡の産業と文化的特色を推進しています。
苑裡農会が田んぼアートを推進してから現在すでに20年の歳月が経ちます。「農会愛情果園」の売店は18年前に設立され、今年、「農民直売所」に昇格されました。「愛情果園」のそばの農地は田んぼアートにおける重要な拠点となっています。現在は二期作目の田んぼで「豊作の喜び」、「四健会70年」というテーマのイラストが描かれており、大勢の行楽客が訪れています。
苑裡を訪れると、「い草の編み物体験」、「田んぼアートの観賞」などを楽しめ、さらに直売所で新鮮な野菜や果物を購入することができます。小さな村をのんびりと遊ぶ楽しさを味わえます。
(取材-編集:聯合ニュースサイト)