銅鑼郷九湖村と通霄鎮の南和里に位置し、清国道光年間に築かれた官道で、苑裡や通霄、銅鑼と繋がっています。通霄で生産された海塩が銅鑼まで運ばれていたことから「挑鹽古道(塩を運ぶ古道)」と呼ばれています。
歩道全体は緑樹に覆われ、一区間は茄苳の神木群となっています。全長わずか1キロで、傾斜が緩く、片道約30分です。家族全員で登山やハイキングするのに適しています。
古道の植生は低海抜の広葉混合林で、相思樹やアブラギリ、ガジュマルがメインとなっており、ヒカゲヘゴやシダ類も豊富です。毎年4月~5月にかけてはアブラギリの花が満開となり、何にも勝る美しさとなります。有名なアブラギリ観賞歩道です。
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自然生態山間集落の歩道