苗栗県には登山古道が豊富にあり、今年度の交通部観光局が推進する「脊梁山脈旅遊(脊梁山脈トラベル)」では苗栗県の火炎山、鳴鳳古道、仙山、馬那邦山、加里山が選ばれました。これら5つの山は文化的特色があり、自然生態も美しい登山ルートです。苗栗県政府(県庁)では登山をテーマにした郷土の特色ある新しいタイプの旅行を推進しています。これにより地方の産業や観光を活性化させたいと思っています。
三義郷と苑裡鎮の境にある火炎山は「台湾百大必訪歩道」の一位に選ばれ、台湾全土の行楽客が訪れています。火炎山、鳴鳳古道、仙山、馬那邦山、加里山の合計5つの登山ルートの中で、火炎山は崖崩れの危険性がある山です。登山者はルールを遵守し、安全な行動を取るようにしましょう。鳴鳳古道と仙山登山歩道はルートが単純で、比較的歩きやすい山道です。馬那邦山は体力が必要で、加里山はすでに大勢の山好きにとって道標となっています。
各登山ルートは独自の美しい景色をもち、地元の文化が豊富にあります。苗栗県文観局では旅行業者を招待し、ファムトリップを催行する予定です。地元の民宿業者も繋げて、郷土の特色ある旅行を体験してもらい、登山ルートをプロモーションするように企画しています。
(取材-編集:中時ニュースサイト)